リサイクル紙はどうやって作られている?

身近にある紙に着目!リサイクルで紙が出来るまで

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まずは資源を集める事から始める

今となっては当たり前の様に行われているリサイクルですが、実はこれらが盛んになったのはほんの数十年前からです。1991年に可決された法律で、それより以前に行われた世界的なサミットで地球温暖化が議題になったのかきっかけでした。それより前まではリサイクルという概念が薄く、ごみの分別も無くそのままの状態で捨てられていたので処分にも多くのコストが発生していました。
それが今となってはごみの分別は当たり前ですし、資源とごみを家庭でもわける様になったりリサイクル製品を抵抗無く使えたりする様になりました。これも大量に作って大量に消費する時代が終わり、数ある資源を大切に使っていき、作り直したり再利用出来たりするものを使っていこうと言うストック型社会に移行しているからだと言えます。
大まかなリサイクルの歴史は以上ですが古着や古布はかなり前からリサイクルされるのが当たり前だった様です。日本で古着を着る様になったのは江戸時代で、貴族が着て飽きた着物を着物屋が買い取り、それを庶民がおしゃれとして着ていました。大正・明治も同じく古着や古布を使うのが一般的でしたし、昭和に入ると戦争の影響で慢性的に物資不足となりました。そこで海外から古着が支給されてアメカジスタイルが生まれるなど、新しいファッションとして根付きました。
そんな深い歴史を持つリサイクルですが、ここではリサイクル紙に着目して説明しています。当たり前の様に使っている紙はどの様な過程を経てリサイクルされているのでしょうか。